Q. なぜ情報の速度が上がっていくのですか?
https://scrapbox.io/files/62139231ecb7c90022a0883c.png
このもやもやの詳細・背景
かつて「ホームページ」と呼ばれていたころ、ウェブサイトはオールドメディアより鮮度がよくて情報更新のスピードが「速い」メディアだった一方、現在は、SNSやYouTubeに代表される動画共有サイトがより速いメディアになっています。また、ウェブサイトを作ることが比較的簡単になったとはいえ、SNSや共有サイトの手軽さが、その情報速度を加速させている可能性もあるでしょう。
さらに、「バズる」「トレンド」といった言葉に代表されるように、それらが瞬間風速的に影響力が強くマーケティングや広告がしやすいメディアであることに対して、ウェブサイトはスピード感が中途半端でその存在意義が問われている背景があります。
このもやもやに関する具体的な事例
1)Facebbokプラグイン「どうでもいいね」ボタン
インターネット中に溢れる「いいね!」ボタンをいいも悪いも義理もとっておきも全部まとめて「いいね!」したい、という時に使えるのがGoogle Chromeの拡張機能である「どうでもいいね!」ボタン。ワンクリックで自動的に画面上に表示されている「いいね!」をだいたい全部クリックしてくれます。(出典:Gigazine)
2)遅いインターネット
現在のインターネットは人間を「考えさせない」ための道具になっています。かつてもっとも自由な発信の場として期待されていたこの場所は、いまとなっては最も不自由な場となっています。
そこで私たちは一つの運動をはじめます。いまのインターネットは「速すぎる」。
私たちはいまあえて速すぎる情報の消費速度に抗って、少し立ち止まって、ゆっくりと情報を咀嚼して消化できるインターネットの使い方を考えてみたいと思っています。
いま必要なのは、もっと「遅い」インターネットだ。それが私たちの結論です。(「遅いインターネット宣言」宇野常寛)
対処法・折り合いの付け方
もやもやページのテンプレートはここにあります。このページをコピペして新しいページを作成してください。
成功している事例
セミ・オールドメディア(メルマガ、ウェブサイト)とSNSとのハイブリッド
→Lobsterr
週に一度来るメールマガジンです。
速度 : 週1回 月曜日
分量 : 結構多い(ウェブの記事2~3記事分くらい)
→おつまみしんぶん
絵本みたいな新聞をお届けしています
提供の仕方が面白いです。Twitterのサムネの使い方がとても上手。速度 : 1日1回
分量 : 少なくて読みやすい(1,2分で読める程度で3つのニュースを提供)
蓄積することで価値が発生しているwebもしくはメディア
→wiki・知恵袋・青空文庫・図書館etc..
→ex:青空文庫
→ex:BBC ON THIS DAY
→ex:Art Museum Worldwide
→3がつ11にちをわすれないためにセンター
放置されても価値が発生しているwebもしくはメディア
→ex:vba
→ex:sno gallery
→国会図書館「インターネット資料収集保存事業」
キーワード
タグ